お雛様の手は手足師・澤野正による「練り手」です。一部のお雛様にしか用いられないこの練り手は、桐の木の芯に針金を挿し込み、胡粉を幾重にも塗り重ねて仕上げる伝統的な技法で作られます。指先を自然に曲げることができ、しなやかで生き生きとした表情を生み出します。胡粉を重ねることで生まれる柔らかな質感と、ふっくらと温もりと多幸感を感じさせる造形が特徴で、まるで命が宿っているかのような美しさを放ちます。
お屏風には、麻の繊維のしっかりとした上質な麻和紙を使用。和紙ならではの麻の繊維の表情や陰影が豊かな質感と温かみを感じさせます。お嬢様の人生が円満でありますようにとの願いを込め満月をデザインしました。
帯地COLLECTION 小出松寿作『ローブデコルテ』 Modern ver.
¥550,000
~帯地COLLECTION~
【数量限定特別企画】人形のかに江プロデュース 袋帯が織りなす洗練と伝統の美
小出松寿による確かなクオリティーを宿した逸品
お衣装には西陣織の袋帯を用い、
お顔は、頭師・熊倉基安による当店別注のお顔。
高級感あるゴールドの簪を挿し、
シルクを用いたお髪には自然な艶がまとい、気品ある表情を引き立たせます。
美濃和紙を用いたお雪洞は、
前飾りのお道具には、
工房松寿によるつまみ細工の飾り花は、
お嬢様の健やかな成長と幸せを願い、時を超えて愛されるおめでたい逸品。
現代のモダンな居住空間にもマッチし、伝統と現代の美が響き合う、上質なおひな飾りです。
幅80cm/奥行40cm/高さ42cm