帯地COLLECTION 小出松寿作『大聖堂』
~帯地COLLECTION~
【数量限定】人形のかに江プロデュース 袋帯が織りなす洗練と伝統の美
小出松寿による確かなクオリティーを宿した逸品
お衣装には、京都・西陣織の袋帯を贅沢に用いました。「ノートルダム大聖堂のバラ窓」をイメージした意匠は、
浅葱色の爽やかで上品な色調に、銀糸がシャープに織り込まれ、
お顔は、頭師・熊倉基安による人形のかに江別誂品。衣装に合わせた銀色のお紐が凛とした印象を添え、引き込まれるようなまなざしには
お雛様の手は手足師・澤野正による「練り手」です。一部のお雛様にしか用いられないこの練り手は、桐の木の芯に針金を挿し込み、胡粉を幾重にも塗り重ねて仕上げる伝統的な技法で作られます。指先を自然に曲げることができ、しなやかで生き生きとした表情を生み出します。胡粉を重ねることで生まれる柔らかな質感と、ふっくらと温もりと多幸感を感じさせる造形が特徴で、まるで命が宿っているかのような美しさを放ちます。
四曲の折屏風には霞がかった満月に舞う桜の情景が描かれ、お雛様の日を華やかに引き立てます。銀色のお屏風はやわらかく光を放ち、穏やかな
お雪洞には落水紙を使用。和紙のところどころから木漏れ日のように白く柔らかな光が放たれ、屏風に映り込み、
お道具は反物や巻物を模した伝統的な意匠。“衣装に恵まれますように”“和歌や書を深められますように”という願いが込められています。
飾り花は工房松寿のつまみ細工職人の手仕事。お花の中央にはジュエリー感覚の金具やクリスタルがちりばめられ一つひとつ丁寧に仕上げられた花々が、
日本の伝統美と、西洋の洗練が響き合う、和洋折衷の気品あふれる逸品です。
幅80cm/奥行40cm/高さ48cm
※お名前旗、お祝着については特典対象外